日本の伝統的アクセサリー「つまみ細工」とは?
ハンドメイド好きの人たちの中でじわじわ人気が高まっている「つまみ細工」とは、いったいどんなものでしょうか。
つまみ細工(読み)つまみざいく
正方形に小さく切った薄地の布をつまんで折り畳み、母体の上に貼(は)り付けて、さまざまな意匠を浮彫り風に表現するもの。布によるレリーフともいえる、日本独自の技法である。
(以下、省略)
引用元:つまみ細工 | コトバンク
日本に古くから伝わる技法「つまみ細工」。神前式にも使われ、伝統工芸品に認められるほど格式の高いものなんです。現代でもブローチや髪飾りなど、和の趣を感じるアクセサリー素材として重宝されています。
100均ってどこまで進化するの?つまみ細工キットGET
つまみ細工がずっと気になってはいたんですが、端切れ布とか飾るビーズとか、材料をあれこれ買うの面倒だなー……と思ったら、ダイソーにはキットが売ってるんですよね! ちりめん(無地・柄)生地3枚とパール調ビーズ3個のパーツがセットになっていて、手のひらサイズのつまみ細工が3つ作れるキット。これはかなり便利でお得!!
ということで、今回はこんな感じのダイソー商品を全5点ほど購入。
キットのほかに、道具も買っておきましょう。手芸用ボンド、小学校以来かもしれないチャコペン、あとは髪飾りにしたくてメタルポイントピン(ヘアクリップ)。ピンセットと洗濯ばさみは家にあるものを使います。
今回はDAISO(ダイソー)へ。キットらくちん♪ 1.つまみ細工キット(丸つまみ)/2.つまみ細工キット(剣つまみ)/3.手芸ボンド/4.チャコペンシル(2色入り)/5.メタルポイントピン(5個入り)
器用な人なら30分、不器用な人はそれなりに。
つまみ細工キットのパッケージには制作時間の目安として、1個あたり「30分」と書かれています。確かに書かれていますが、私は不器用です。この記事はダイジェストでお届けするので数分で読めると思いますが、私はこの制作1個につき軽く1時間はかかりました。なぜなのか、それは後ほど……。
─丸つまみの作り方
作り方、簡単なプロセスはこんな感じです。丸つまみから挑戦。
①ちりめんに3cm×3cmをチャコペンで引き、カット。6枚作ります。5枚が花びら、1枚は土台用。花びらは柄と無地がイイ感じにミックスされたら素敵なので、私は柄×3枚・無地×3枚(土台含む)にしました。

私は右利きです。でも、なぜ左利き用の定規なのか、それは気にしないでください。
②花びらを作ります。三角形になるよう半分に折り、ピンセットではさむ。さらにその半分に追ってピンセットではさむ。

この2度目の半分(1/4ってこと)の、★部分を外側へ開き、山部分(◎)へ向かって折ります。

ピンセットはこの感じのものが使いやすいですが、全部指先だけでも作れます。(雑な女です)
③かなり小さくなるのでそろそろ指先で持ち、ばさばさ側にボンドをつけます。輪っかになっている部分は、後ほど花びらとして広がる部分なので、ボンドのつけすぎには注意。指先でぎゅっとくっつけた後、洗濯ばさみでボンド接着部分のみを挟みます。

ボンドはわりとすぐ固まるので、洗濯ばさみを5個用意する必要はありません。
④ボンドが固まったら、花びらの形に整えます。写真のように、まあるい部分の先端をピンセットで挟み、中に押し込むようなイメージに。ボンドで貼りつけた部分が花の軸になるので、ホツレなどがあればはさみでカットしておきます。

ぷっくりした感じ、かわいいぞ。そして軸が大事すぎるってことに後で気付きます。
⑤土台を作ります。家にある何かしらの厚紙(たとえばメモ帳の台紙とか)を直径2センチの円形にカット。台紙用に残しておいた生地1枚を、台紙に巻きこめるくらいの余白を残してまあるくカット。生地余白に切りこみを入れて、接着剤をつけて貼りつけます。

貼りつけたあとがガタガタに見えていますが……この上に花びらを貼るので大丈夫!
⑥ぷっくり花びらを貼ります。が、ぜんぜんイメージと違うじゃん。なんとも恥ずかしいスカスカ感。ここから軸になる部分の高さと長さを整える作業に無駄な時間を要しつつ、なんとかカタチになりました。最後に、中心部にパール調ビーズをボンドで貼って、完成です。

最初の感じ、ダサいよ非常に。つまりは軸になる部分の奥行と高さが、台紙にまったく合ってなかったんですね。微調整に時間がかかる、それが不器用ってこと。
─剣つまみもやってみました
基本的な作り方はほぼ同じですが、②の折り方がちょっとだけ違います。この細かな作り方は割愛しちゃいますが、実はこの写真の白い花びら(右)は丸つまみの作り方でやっちゃいました。バレてない?(バレてます)

花びらを貼るときは、こんな感じで十字に貼っていくのが良さそうです。
ということで、ヘアクリップには
「 前回のリースづくり」で大活躍したホットボンドでくっつけて完成! なんとか……なりましたよね。

しかし、このタイプのクリップ、髪につけるときにお花がつぶれるので失敗だと思います(恥)。パッチン留めか、かんざしタイプをおススメします。
サイズとデザイン性に限界あり。そんな時はワークショップへ

実力不足という問題はありましたが(恥)、100均アイテムで十分かわいく出来ました♪
しかしもっと本格的なものを作りたいならぜひぜひ、ワークショップへ行ってみてください。つまみ細工のワークショップも増えているようですが、それ以外にも和柄の小物・雑貨の手作り教室もあります!
今回はダイソーのキットさまさま!100円ショップのアイテムだけでかわいいつまみ細工ができました♪ ただ、私のようなハンドクラフト初心者は、作り方を教わりながらのほうが絶対的にスムーズだったかも。わからなくなったらすぐに聞いて軌道修正できるワークショップは魅力ですね。みなさんもぜひチャレンジしてみてください!
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