ピラティスがスポーツのパフォーマンスを底上げする!?
スポーツをする上で大事なのは、体に歪みが無いこと。腰や足などどんなスポーツでも使う部分は、特にケガや故障で傷めやすいところです。
ピラティスは通常の筋トレと異なり、体の内側にあるインナーマッスルを鍛える運動です。インナーマッスルが鍛えられると骨格や体幹が鍛えられ、体の歪みが改善されることにも繋がるのです。
ピラティスでしっかりした体作りをすると、自分の思い描いた動きができたり、ケガのリスクが減ったりといい事ばかり。しっかりとスポーツに取り組みたい人ほどオススメです。
また、ピラティスは精神面にも作用します。運動前のルーティーンにしてみれば、精神統一してスポーツに向き合うことができますよ。呼吸を意識して行うという点ではヨガにも似たところがあります。
どんなピラティスがおすすめ?
ピラティスには様々な種類があります。その中でもスポーツをする人に向けたピラティスを紹介します。
腹筋を鍛えるウォームアップピラティス
仰向けに寝転び、膝を三角形になるように立てます。息を吸って準備。お腹を薄くするイメージで息を吐きながら骨盤と肋骨を近づけます。また、マットと腰の間の空間を狭くすることを意識しつつ、骨盤を倒し過ぎないように注意が必要です。今度は息を吸いながらスタートの状態に戻ります。10セットほど行うと効果的です。
クールダウンにおすすめのピラティス
ピラティスマットの上に仰向けになり、全身の力を抜いてゆったりと呼吸を繰り返しましょう。息切れが落ち着いてきたらお尻にかかとが付くように足を持ち上げ、かかとで太ももの後ろ側をとんとんと叩いていきましょう。疲れが取れたなと感じたら両手両足を広げてリラックス。
立ち上がるときはゆっくりと座ってから立ち、急に立つようなことはふらつきなどの危険もあるので避けましょう。しっかりとクールダウンすると筋肉痛や翌日の疲れも防ぐことができます。
ピラティスを行う際はしっかりとした厚手のマットを敷いてください。腰や背中を痛めてしまう原因になります。
まとめ
ピラティスは体幹とインナーマッスルを鍛えることで、スポーツにおけるパフォーマンスの向上を図ったり、ケガの予防にも繋がるといわれています。姿勢が整うことで体の歪みも正され、より体を動かしやすくもなりますよ。
呼吸をゆっくりすることで精神統一の効果も期待できます。
ぜひスポーツ前後のルーティーンに加えてみてください。