一番重要!姿勢とペンの持ち方
基本の姿勢からマスター
まず、文字を書く上で大切な姿勢とボールペンの持ち方を学びます。机と身体の間はこぶし1つ分。姿勢はまっすぐに保ちます。紙は正面か右目の真下あたりに来るように調整します。書道で筆を持つときのように力を入れすぎないように気を付けます。小学生の国語の授業みたい!子どもの頃は出来ていたのに、いつの間にか基本も忘れてしまっているものなのですね。高校生の頃についてしまった丸いクセ字を直せるように頑張ります!
正しいペンの持ち方は、人差し指と親指がつかないように軽くつまむようにして持ちます。小指と手首までの間の手のひらの柔らかい部分は机に付け、手首から先は浮かせる。これが正しい基本姿勢です。なかなか普段意識してペンを持たないので、正しい姿勢をキープするだけでも大変!うまくペンが動かせません……。
指を動かすトレーニングで持ち方に慣れる
文字を書く前に、まずは指の動かし方を練習します。ぐるぐる、ジグザグと模様をなぞるのですが、正しい持ち方をキープしなければならないのでとても難しいです。とめ、はらい、カーブといったひらがなに必要な動作を練習できます。
集中して文字を書く
いよいよひらがなの練習に入ります。今回のレッスンでは、ひらがなの中で難易度の高い「あ・め・お・そ・て・ひ・わ・ろ」を教わりました。見本を見ながら十字線の入った練習帳に書いていきます。「1ミリの違いでも印象が全く変わってしまうのが難しいところですね」と添削をしながら先生がおっしゃっていました。
添削で自分の間違いが明らかに
書いた文字を一度先生に添削していただきます。私は「あ」「お」のカーブの部分が大きくなりすぎてしまうことと、「ひ」「て」の折り返しについてアドバイスをいただきました。添削を元に、もう一度練習してから清書をします。じっくりとお手本と添削を見比べながら書いていると「すごく上達していますね!全然違う!」と声をかけて頂きました。2回目の添削はほとんどが丸で嬉しかったです。
コツコツ続けて美文字になる!
今回のレッスンでも見違えるほどきれいな字になりました。さらにきれいな文字を目指すには毎日30分ほど練習すると良いそうです。お手本を見ながら時間の許す限り、ゆっくりと丁寧に文字を書くことで気分のリフレッシュにもなりますよ。基本の整った字の形を覚えれば、アレンジをして自分らしい文字を書けるようになるそうです!大人になってからでもクセのある文字の矯正はできますよ。
こちらがレッスン受講前・受講後の私の字の変化です。丸くて気が抜けたような文字でしたが、受講後はしっかりととめ・はね・はらいを意識し、字も大きくて読みやすくなりました!1回のレッスンでここまで変わるとは驚きです。先生の物腰の柔らかい丁寧な指導で集中して書くことができました。この他にも漢字とひらがなの自分の名前を練習しましたよ。会社で署名をしても恥ずかしくない、整った文字の書き方を教えて頂きました。
まとめ
今回はTERACO-YAで開催された美文字レッスンを体験しました。1時間の体験講座でしたが、集中して文字を書くこと自体が新鮮で、リフレッシュできました。ひらがな50音分の練習シートが頂けたので継続して自宅で練習しようと思います。TERACO-YAでは美文字のレッスンを定期的に開催されていますよ。美しい手書き文字が書きたい方はぜひ参加してみて下さい。