ピラティスで心と身体をリンク―インストラクター加藤由紀さんインタビュー

INTERVIEW

ピラティス

2018.01.26

ピラティスで心と身体をリンク―イメージ通りに身体が動くことの大切さを伝えたい

  • 加藤由紀


  • 2004年、転勤でニューヨークへ―そこで出会った不思議なエクササイズ

    ―トレーナーになる前はどんなお仕事をされていましたか?

    大学を卒業後、普通に会社員……システムエンジニアをやっていました。26歳で結婚して、2年後に主人のニューヨーク転勤が決まって。そのタイミングで私も仕事をやめ、一緒にニューヨークに渡ったんです。


    ―共働きの生活から、ニューヨークで「駐在妻ライフ」になったわけですね。

    そうですね。夫婦二人暮らしですので、朝、主人を送り出したら時間がいっぱいある (笑)。子供のときからクラシックバレエをやっていたのもあり、せっかくダンスの本場に住んでいるのだからバレエだ!と思って、ブロードウエイ・ダンス・センター(Broadway Dance Center。以下BDC)に通い始めました。そこで初めて、ピラティスのクラスを目にしたのです。マットコースでしたが、「ポーズの取り方がヨガとも違う、このエクササイズは何?」と俄然興味がわいて、何回かクラスに出てみました。

  • ―日本ではまだ知られていない頃ですね。ピラティスはどんな感じでしたか?

    バレエでは使わない筋肉を使ったり、身体の動かし方をするのでおもしろいなと思いました。その時点ではインストラクターを目指そうとかいうのは、まったくなくて……。ハマっていくきっかけはその年末、偶然見た本屋さんの掲示板でした。ピラティス専門スタジオで日本人向けのインストラクター養成コースで、ボディの実験台になる人を募集していたんです。1ヵ月毎日無料でクラスを受講できるという内容で、「私には時間は山ほどある、やるわ!」と(笑)。この時はマシンコースでしたが、1ヵ月たっぷりピラティスに取り組んで、マシンのおもしろさに開眼してしまいました。
    そのままこのスタジオのマットコースに入学して資格を取りました。インストラクターとしての人生が始まっていったのはここからですね。


    ―ピラティスのどういった部分に魅力を感じたのでしょうか?

    私の挑戦力をかき立ててくれるところでしょうか。バレエをやっていたこともあって、身体を動かすことがすごく好きでしたし、わりと動かせるほうだと思っていたんです。でもピラティスは、バレエでは使わない筋肉を動かしたり、身体の使い方もまるで勝手が違ったりして、ちょっと簡単ではなかった。全然できないエクササイズもあったりして……。
    インストラクターに、なぜ自分はできないのかを聞いてみたら、これまた不思議なアドバイスがかえってくるんです。「ユキは背骨の下のあたりが硬いからだよ」とか、「足の使い方がちょっと違う」、「筋肉がないという問題ではないんだよ」とか。
    身体の動く仕組みや身体の使い方というものを、それまで意識したことがありませんでした。

INTERVIEW関連講師

  • 加藤由紀

    ヨガ・フィットネス

    *メッセージ ピラティスの良いところは、老若男女誰でもずっと行えること。 自分自身も、育児と家事、仕事のバランスを取りつつ、長く続けて行きたいと思っています。 *プロフィール ニューヨークにてピラティスを学ぶ。日本に帰国後はインストラクタートレーナーとしても活動。最近は英語でのグループリフォーマー指導など新たな事にも取り組んでいます。 それまではフィットネスやダンスなどを指導した経験が皆無でした。そのため、当時は英語の講義の内容を理解して練習する、ということだけでも大変苦労しましたが、その経験は初心者の指導や英語のクラスなど現在自分の強みとして生かされています。 *資格・メディア実績 2005年よりニューヨーク、Romana's Pilatesにてクラシカルピラティスを学び、資格を取得。 2008年、日本人で始めてPat Guyton Pilates Conservatoryを修了。

    SUGATA

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